茶釜（ちゃがま）は、茶の湯に使用する茶道具の一種で、茶に使用する湯を沸かすための釜です。分福茶釜で知られるように茶釜は小さなものは直径30cm程度からあり、主に鉄で作られています。 新年になり、初めて行う茶の湯を初釜と呼び、「初茶の湯」、「釜始め」、「点初（たてぞめ）」、「初点前（はつてまえ）」ともいいます。 茶釜はほとんど炉の上に直接据えて用いますが、天井から下げた鎖（釜鎖）にかけて用いる小ぶりの茶釜もあり、これを釣り茶釜（つりちゃがま）といって、春先（三月から四月頃）に用います。

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